天目というのものはどうしてこんなにも魅力的で惹かれるのだろう。
天目が持つエネルギーを様々なカタチにしてみたら格好いいだろうな!

造形作家・鈴木尚和氏

私達はワクワクドキドキする面白いものを作ろう、エネルギッシュな作品を集めて面白い展示会を企画しよう、たくさんの夢を持ったプロジェクトが始動しました。


浅井:ギフトショーなどのイベントに出展する時、陶磁器商材は主に小売業やホテル業・飲食業に関心頂くものだと思っていました。しかし、既存取引のある業界だけでなく、建築業や製造業のメイドインジャパン志向による日本の伝統工芸品需要は高まっていると私達は体感しています。そこで、京焼・清水焼を素材(material)として活かし、Made in Kyotoの魅力を世界に発信していきたい。

鈴木:様々な工芸品を用いてアートを造形してきました。個人的に陶器も好んでおり、特に天目というミステリアスな世界観はとてもカッコよく、興味深い。京都・清水という歴史ある土地、戦国大名たちが好んだという天目独自の雰囲気で新たなアートピースが出来るとカッコイイ空間が出来るだろう。

上村京焼・清水焼は京都が都であった昔、茶人・将軍家・宮家・武家などへの出入り・御用拝命という実績により箔を付けたものであり、高級志向と装飾性の高さ、そして多様性こそが他のやきものにない大きな特徴です。御用拝命でお客様の要望をカタチにするのは京焼・清水焼の原点。原点回帰で京焼・清水焼のアップデートをしよう。


プロダクトのようで、アート・クラフトの世界観、京焼・清水焼という陶磁器素材(material)と造形作家のアイデアを掛け合わせた新たな価値創造への挑戦が始動しました。

時は2020年秋、世界中がコロナ感染症に怯え、東京と京都を往来することさえも難しく対面での企画・モノ作りも困難な状況でした。そこで私達は2019年にプロダクトメーカーと素材の先行開発を行った経験を活かし、3Dプリンターを活用してみることとしました。造形デザイナーの作成したデザインを3Dプリンターで再現。イメージ共有としては十分。ミーティングはZOOMを使用。形状テストや釉薬テストの結果は画像データの授受及び現物の郵送。デジタル技術の活用、リモートコミュニケーションのみで ARTMENSIONの第一弾が完成しました。

伝統工芸(京焼・清水焼)× 造形デザイン× デジタル技術

今回の商品開発経験を反映し、私達の事業(exmic=Expand Ceramics ~発展する陶芸~)はデジタルオーダーメイドのプラットフォームを準備しました。私達はこれからこのプラットフォーム上で世界中の人々と作り手やデザイナーが繋がり、様々な感性・価値感の掛け合わせにより、新しい価値を生み出していきたいと考えております。

異なる業種の方々、世界中の方々と様々なチャレンジが出来るのではないかとワクワクします。

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